2020年06月13日
【プロテインのWPCとWPIの違いとは】
栄養

皆さんこんにちは!personal gym ZEXERの田中です。
本日は前回に引き続き、ホエイプロテインのWPIとホエイプロテインから種類分けされるWPCとWPIの違いについてご説明していきます。
■WPI(Whey Protein Isolate)とは
WPCには乳糖や乳脂、灰分などが含まれますがそれらを取り除いてタンパク含有量をさらに高めたものがWPI(Whey Protein Isolate)です!
日本語にすると「分離ホエイタンパク質」
WPIのタンパク含有量は100gあたりなんと90g以上にまで上がります!(WPCは100gあたり70-80g)また精製度が高い分、WPCよりも消化吸収速度は早くなるのもメリットです!
トレーニング直後とかは良いですね。
なおWPC→WPIにする時の処理として、「フィルター膜処理」あるいは「イオン交換樹脂処理」などの方法があります。フィルター膜処理の方はタンパク質を低温で処理できるとメリットがあり、熱による変性の心配が少ないです。しかし、余計なものを除去して純粋なタンパク質だけを取り出すという点ではイオン交換樹脂処理の方が優れているおり、タンパク含有率の高さを求める場合には、イオン交換樹脂処理が勝っていますね!
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■WPCとWPIの違いとは
この通り、WPIの方がタンパク質としての純度は高いです。しかし、そのための処理にコストがかかるため、一般的にはWPIはWPCよりも高価になってしまうんですね。。。💸泣
安価にガンガンプロテインを使用する場合にはWPCでも良いのですが、WPCには乳糖が多くの割合で残っているため、牛乳と一緒に飲むとお腹の弱い方は下痢をしてしまう可能性があります。その場合はWPIの方が良いでしょう。
また厳しい食事制限を行っている場合も、乳糖や乳脂肪を避けて余計なカロリー摂取を防ぐため、WPIを選ぶようにした方がよいでしょう。
さらに吸収速度にこだわる場合も、WPIのほうがやや早いです。WPCには微量ではありますが乳脂肪が残り、それが消化吸収を遅くしてしまいます。。
私はがんがんプロテインを摂取していきますのでWPCのものを使用していますが味に飽きたりちょっと良いプロテインが飲みたくなった時にはWPIのプロテインを使うようにしています😅
皆さんも就寝前やトレーニング直後、場面によって使い分けてみてはいかがでしょうか✨
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