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2020年11月29日

〜気になる中性脂肪とは!?〜

栄養



 

皆様、日頃よりお世話になっております。


personal gym ZEXER 代表トレーナーの田中です(^^)


今回は皆様も健康診断などでよくお聞きする「中性脂肪」について少しお話したいと思います。


世間には中性脂肪を減らすための商品は数多くありますが、なぜ多くの人は「中性脂肪を減らしたい」と考えるのでしょうか? 確かに、血液中の中性脂肪の値が高すぎる状態は、「脂質異常症」と言われる生活習慣病です。⚠️逆に低過ぎても問題があります。


そこで今回は、中性脂肪が低いとなぜよくないのかを解説します。



中性脂肪とは


そもそも、中性脂肪とはどんな役割を果たすものなのでしょうか?


中性脂肪とは、食事から摂取した栄養のうち、体内でエネルギーとして使われる脂肪のこと。直接食事から取り入れるだけでなく、肝臓でも合成され、使われずに余った分は皮下脂肪や内臓脂肪として蓄えられています。


蓄えられた中性脂肪は、身体を動かすエネルギーであるブドウ糖が不足した場合に、ブドウ糖を補うためのエネルギー源として働いてくれます。そのため、中性脂肪は人間の身体にとってなくてはならないものなのです🔥



中性脂肪が低い原因とは


では、中性脂肪の値が低い場合、どういった原因が考えられるのでしょうか?



中性脂肪が低い原因としては、主に以下の4つが考えられます。


  1. 極端な食事制限によるもの。脂質や糖質を制限したり、ほとんど食事を摂らなかったりすると、中性脂肪の値も低くなります。

  2. 過度な運動も、中性脂肪の値が低くなる原因の1つです。アスリート並みの運動を繰り返すことによって、蓄えられた中性脂肪が大量に消費されるので、中性脂肪の値が低くなります。

  3. なんらかの疾患が関係している場合もあります。例えば、肝機能に問題がある場合、中性脂肪の合成・貯蔵ができなくなる=中性脂肪の値が低くなります。

  4.  体質や遺伝が原因の場合もあります。その場合は身体に必要なエネルギーが不足しないよう、意識的に脂質を多く摂取することが大切です。


中性脂肪が低いことで起こる症状とは?


また次に、中性脂肪の値が低過ぎると、どんな病気を患う可能性があるのか解説します。


中性脂肪の値が基準値より低いということは、体内にエネルギーの蓄えが少ない状態なので、「疲れやすい」「しっかり寝ても体力が回復しない」といった慢性疲労を抱えやすくなります。


また、中性脂肪は体内の体温調節にも関係しているため、低体温になったり、末端の冷えが酷くなったりする場合もあります。さらに、脂肪分に溶け込んで体内を巡っている「脂溶性ビタミン(ビタミンA、ビタミンE、ビタミンK、ビタミンDなど)」がうまく吸収されず、肌荒れや抜け毛が悪化したり、免疫力が低下したりすることもあります。


最近の発表では、体の脂肪細胞はホルモンを分泌していることが分かってきました。「痩せホルモン」や「長寿ホルモン」とも呼ばれるこのホルモンは、内臓脂肪が少なく、適度に皮下脂肪がついていることで分泌され、脂肪を燃焼させ、体を老化させる炎症を抑える働きがあります。一方で、内臓脂肪が多くなるとこの分泌が減ってしまい、より太りやすく、体を老化させる炎症が起き、動脈硬化を起こしやすくなってしまいます。


つまり、適度な中性脂肪、皮下脂肪があることは、美容と健康にとって重要なことなのです(^^)


如何でしたでしょうか?今回は中性脂肪について少し解説致しました!


皆様のボディメイクの更なる発展に繋がることを願ってます。


また次回セッションでお会いしましょう🔥

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